少し英語を勉強する気になってきました!次に、何をすればいいですか?
英語の勉強を効率的かつ持続的に行うためにも、目的をはっきりさせることが必要です。目的に向けた熱意があれば、勉強を継続することができます。
なんのために英語を学ぶのかをはっきりさせましょう。
この記事は、「何のために英語を勉強しているんだろう」「英語を学んだらどんなことができるようになるだろう」という疑問を持った方に向けて書かれています。
早稲田大学卒業後、私立中高で10年ほど英語を教えている教員です。
長期留学はせず、日本にいながら英語を学んできました。
TOEICスコアは920。オンライン英会話を6年間継続しています。
先日、英語を学ぶメリット5選を書きました。良ければご覧ください。
・自分に合った英語学習の目的を見つけることができる
旅行先で話せるようになりたい
旅行に行って話すことを、英語学習の目的とする人は非常に多いです。
statistaによると、第2言語を含めた英語話者の人数は世界一位で、約15億人!
英語を話すことができれば、世界中のどこに行っても会話に困ることはありません。
現地の人と話すことによって、新たな友人を作ることができるかもしれません。
また、会話の中で、日本の良さを再発見することができるかもしれないですね。
子供の模範になりたい
誰しも、子どもの前でお手本になろうという気持ちがあるものです。
子どもがいなくても、未来の子どもに向けてが何かに取り組む人もいるのではないでしょうか。
子どもは身近な人に影響され、行動するようになります。
大人が英語を話している姿を見せることで、「英語を話せるようになりたい」と思ってくれるかもしれません。
趣味として、学び直しをしたい
純粋に学び直しをすることを目的とする人もいます。
これまで中学や高校、大学といった教育機関で英語を学んできました。
そのうちのほとんどは強制的に教えられていた科目としての英語でした。
大人になってから英語を自発的に勉強することによって、新たな発見があるかもしれません。
資格を取得したい
資格に向けて勉強することも目的の1つです。
会社によってはTOEICのスコアが昇進のために必要だったりします。
また、文科省は大学入試改革に取り組んでおり、大学入試の際に資格が活用されるようになっています。
今後、ケンブリッジ英検や英検、GTEC、IELTS、TEAP、TOEFLといった資格が高校生にとってもますます重要となるでしょう。
子どもの将来に向けて、まずは大人が学ぶべきかもしれませんね。
大学院に進学したい
大学院に進学する際に資格のスコアを求められることがあります。
また、大学院進学後も英語の論文等を読む必要がある場合は、大学院進学が英語学習の目的となるでしょう。
さらに、海外の大学院に進学する場合には英語の資格だけでなく、面接や授業に向けて計画的に準備をすることが必要となります。
留学に行きたい
1年以上海外に行って、現地で生活することは、多くの人が憧れるのではないでしょうか。
留学に向けた準備を進めるにあたって、国によって必要な資格が異なります。
また、現地でコミュニケーションを取るため、特にリスニングやスピーキング力を鍛える必要があります。
貴重な留学生活をより充実したものにするためにも、事前準備にしっかりと取り組む必要があるでしょう。
キャリアアップしたい
会社の中には、TOEICのスコアがキャリアアップの基準となっています。
キャリアアップをし、年収を上げることを目的に、英語を学習する人も多いはずです。
TOEICの運営会社であるIIBCによると、「人事担当者500人が回答した実際に評価するスコアの中央値は600点以上」だそうです。
会社の基準を確認し、目標点と現状の自分の差を確認することから始めるのがいいでしょう。
映画やドラマを字幕なしで見たい
海外の映画やドラマを字幕なしで見ることに憧れる人も多いはすです。
英語ならではの表現を、そのまま理解することができたら、もっと作品を楽しめますよね。
英語の基礎を身につけた後、理解しやすい作品から始めるのがオススメです。
大好きな作品がある人にとっては、継続しやすい勉強動機かもしれません。
ニュースを英語で理解できるようになりたい
BBCやCNNといった海外メディアのニュースを理解できるようになりたいですよね。
日本のニュースでは流されない、世界中の情報を知ることができます。
また、日本についても、世界ではどのように報道されているのかを知ることができます。
とはいっても、BBCやCNNといったニュースは会話のスピードが速く、語彙も難しいものばかりです。
まずは基礎力をつけ、BBC Learning Englishといったサイトで少しずつ慣れる必要があります。
漠然としたあこがれがある
特にやりたいこがあるわけではないけれど、「なんとなくかっこいいから」という理由で勉強をする人もいます。
しかし、英語学習とは時間がかかるものであり、地道な学習を継続する必要があります。
そのため、漠然としたあこがれだけで勉強するのはかなり難しいでしょう。
まずは資格などの目標を持ってみるのをオススメします。
英語を使った仕事に就きたい
客室乗務員や通訳士、学校の先生、外資系企業など、英語を必要とする職業はさまざまです。
そういった仕事に就くために英語を勉強する人も多いです。
目標が明確であり、求められる英語力もはっきりしていることから、継続しやすい傾向があります。
英語力が一番伸びるのは、それが本当に自分にとって必要だと思えた時です。
夢に向かって頑張りましょう。
海外の友人と交流したい
海外の友人を作り、日常的に電話をしたり、日本に来た時には一緒にご飯を食べに行く。
そんな生活にあこがれる人も多いでしょう。
海外の友人を作るためには、まずは英語の基礎力をつけることが必要です。
また、日本について説明できる背景知識も必要となるでしょう。
楽しく会話できる友人ができれば、英語力はますます伸びていくでしょう。
まとめ
自分に合った英語学習の目的は見つかったでしょうか。
目的達成に向けた熱い想いが、英語力を向上させます。
なぜなら、英語力向上のためには、長い時間をかけて勉強を継続する必要があるからです。
そんな努力に値する目的が必要です。
理想の自分に向けて1歩ずつ前進しましょう。
コメント