TOEICの対策として、公式問題集と文法の対策本、リスニング対策本、長文対策本、単語帳を買いました。これで準備バッチリですよね?
問題集を買いすぎです。それでは学習を継続できません。
私もこれまでたくさんの失敗をして、学習を継続できない経験をしてきました。
それらを紹介するので、これからの勉強に役立ててください。
この記事は、「英語の勉強が継続できない」「学び直しをしたいけれど、失敗するのが怖い」といった悩みを抱える方に向けて書かれています。
早稲田大学卒業後、私立中高で10年ほど英語を教えている教員です。
長期留学はせず、日本にいながら英語を学んできました。
TOEICスコアは920。オンライン英会話を6年間継続しています。
先日、勉強したくなるアイデア7選を紹介しました。良ければご覧ください。
・英語の勉強を習慣化する上でやってはいけないことがわかる
参考書が多すぎる
勉強に気合いをいれるあまり、たくさんの参考書を買ってしまうことがあります。
まさに私です。。
大丈夫です。私もこれまで何十冊もの参考書を買ってしまいました。
心から役に立ったと思うものもありますが、ほとんど開かずに本棚にある本もあります。
書店に行くと、英語学習のコーナーには様々な種類の本が並んでいます。
中には、「○○だけで、英語が話せるようになる!」などと、学習者を誘惑するようなタイトルの本もあります。
そういった誘惑に負け、たくさんの参考書を買ってはいけません。
なぜなら、経験上、複数の参考書の学習を継続することは非常に難しいからです。
例えば、TOEIC対策であれば、単語帳、公式問題集、苦手分野の参考書など、多くても3冊に絞るのが良いでしょう。
書籍以外にも様々な勉強法があります。以前の記事で紹介しているので、良ければ参考にしてください。
勉強の計画がキツすぎる
1日の勉強計画がキツすぎることはありませんか?
最短で成功したい気持ちはわかりますが、持続可能かどうかを考えることも大切です。
キツすぎる勉強計画は長続きしません。
特に、長時間勉強をするのは、勉強に慣れた人でないと継続できません。
勉強時間を30分程度に分けて、自分が継続しやすい計画を立てると良いでしょう。
勉強予定があいまい
なんでこんなに細かく勉強予定を書く必要があるのですか?
細かく書くほど、再現性が高くなるからです。
「悪い例」だと、やるべきことが分かりにくいですよね。
やるべきことが分かりやすければ、それを実行に移しやすくなるのです。
勉強の予定は細かく書きましょう。
特に、単語の勉強などは、20個ずつに分けて予定を書くのをおすすめします。
なぜなら、20個覚えたときに、予定を線で消すなどして、予定の進行状況を目で見える形にできるからです。
その結果、達成感を味わうことができ、継続しやすくなります。
教材が自分のレベルに合っていない
私が学生の頃挫折した教材は、ハリーポッターの洋書です。
語彙の難しさだけでなく、ページ数の多さに圧倒され、継続できませんでした。
自分のレベルよりもはるかに難しい教材を選んでしまうことがあります。
「レビューが良かったから」「タイトルが分かりやすそうだから」という理由で選んでしまいがちです。
しかし、難しすぎる教材を勉強していると、やる気をなくしてしまうリスクがあります。
例えば、リーディングの教材を購入し、開いてみたら、ほとんど知っている単語がないような場合、やる気がなくなってしまいますよね。
自分のレベルを知り、そのレベルに合った教材を選ぶべきです。
英語初心者は、まずは中学レベルの教材から選ぶといいでしょう。
おすすめの教材はこちらです。
こちらの参考書の使い方に関して知りたい方は、別の記事を参考にしてください。
スマホアプリをメインの教材にする
スキマ時間を活用するのにスマホアプリは便利な気がするのですが・・・
スマホアプリ自体は悪くありません。
ですが、アプリを使っている途中にラインの通知がきて、勉強を中断したことはありませんか?
うっ。。確かにあります。。
スマホアプリは便利ですが、他のSNSなどを使ってしまい、継続できないリスクがあります。
アプリで勉強するためにスマホを見たにもかかわらず、いつの間にかSNSを見て過ごしていた、なんてこともめずらしくありません。
「資格の単語をアプリで覚える」といった、補助的な役割としてスマホアプリを使うのは良いと思います。
しかし、メインの勉強をスマホアプリにすることは、他のSNS等の誘惑もあるため、やめた方がいいでしょう。
まとめ
これらは全てブログ運営者の実体験に基づくものです。
失敗を繰り返し、やっと勉強を継続できるようになりました。
社会人となり、忙しくなった現在でも、スキマ時間を活用して勉強することができています。
是非みなさんの勉強の参考にしてみてください。
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